2003年9月6日朝 筆者は起点となる(現)東青山駅に降り立った。 この付近の近鉄の路線は昭和51年の新青山トンネル開業に伴い大きく線路が付け替えられている。 昭和46年に起きた特急道の衝突事故が原因とも言われるが、実際はどうだったのかは私はよく知らない。 ただ、少なくとも廃止20年以上を経てもなお、この青山高原に駅やトンネルが残されているのは確かである。 ・・・実は探検系のサイトを見てぜひ一度行ってみたくなり、 今回運動不足解消もかねて行くことにしたのである。 (余談であるが、今回行っていない衝突事故現場の総谷トンネルはこの(現)東青山駅のすぐ近くであり 現在の近鉄大阪線の車窓からも見ることができる。) 午前7時20分、準備運動を終えて駅を出発。 探検系のサイトでは車で現地近くまで行っているが、私にはそんな物はないので駅からとぼとぼと歩くことにする。 歩くこと約30分、何とか国道165号線の垣内交差点までやってくる。 ここには某サイトの探検記録によればコンビニがあったはずだが・・・つぶれていた(汗)。 これでお茶などの水分の補給ができなくなってしまった。 (もっともおにぎり2つとお茶500mlのペットボトルは持っていたのだが) ここから垣内の集落を抜けて一路キャンプ場を目指す。 目印となるキャンプ場に8時20分頃に到着。 ここまでの道のりは約3km、前半が山道だったことを考えると妥当な時間である。 ここからは 国土情報ウェブマッピングシステムで拾ってきた空中写真とハイキングコースの地図が頼りである。 キャンプ場からさらに10分ほど山道を登ると 探検系サイトでおなじみの入り口となる橋が現われた。 駅はもうすぐである。 滝を見ながらきつい山道を登ると、そこは旧東青山駅だった。 8時33分。旧東青山駅到着。 その2へ |