便宜上、徳田ザウルス先生の「ダッシュ!四駆郎」を『前作』、 武井宏之先生の「ハイパーダッシュ!四駆郎」を『今作』と呼称します。 本ページは『前作』と『今作』の相違点、矛盾点をまとめます。 |
・『前作』の舞台は1980年代後半だが『今作』の舞台は2010年代。 →今の四駆郎たちは30年前の世界から呼ばれた夢みたいな存在。 ・『今作』は『前作』の最終回後の話であり、 『四駆郎が果てしない速さを求めて地平線(ホライゾン)の彼方へと旅立った、その後から始まる物語である』 とされているが『今作』1話の描写を見る限り、『四駆郎は命をかけたレース中に行方不明になっており』 一部キャラには死んだとさえ思われており、とても『〜旅立った』とは思えない。 →第5話の描写によれば最終回後ではなく『前作最終レースで巨大土偶が登場したところから分岐した別物語』である模様。 ・エンペラー、バーニングサン、キャノンボール、ダンシングドールのボディ、シャーシが キットに準じたものになっており、いわゆる四駆郎バンパーではない。 (エンペラーのシャーシ、バーニングサンのボディとシャーシのみTYPE-1、他はTYPE-3仕様、メモリアルボックスと同じ仕様) →HD世界のマシンの設定、原作世界のマシンはいわゆる四駆郎バンパー。 ・シューティングスターのボディデザインがMS仕様キットのものになっている。 また、シャーシはMAシャーシ(をベースにした改造シャーシ)になっている。 →HD世界のマシンの設定、原作世界のマシンはいわゆる四駆郎バンパー。 ・バーニングサンは『前作』中盤でネオバーニングサンに改造されているため、『今作』の時点では本来は存在していない。 ・『今作』ではワイルドザウルスが量産されている。 →HD世界のマシンなので仕方ない。 ・『前作』中盤で進駆郎は留学しているため『今作』の時点では日本にはいない。 (ただし、『前作』最終盤で戻ってきているのでこの時点で留学を早々と終えて戻ってきたとも考えられる。) →今の四駆郎たちは30年前の世界から呼ばれた夢みたいな存在なので関係ない。 ・『前作』で四駆郎が命より大切にしていたのは『父ちゃんからもらった(エンペラーの)シャーシ』であるが、 『今作』でそのシャーシが破損した際、特に何の感情も抱いていない。 (そもそもエンペラーのボディは皇さんが作成したものである。) ・『前作』ではエンペラーのほかにもスーパーエンペラー、グレートエンペラー、リバティエンペラー、ジオエンペラーと マシンを乗り継いでいたが『今作』では四駆郎は『エンペラーから乗り換えようとはしない』とされている。 ・必殺技(?)の名称が微妙に異なる、ただし新必殺技の可能性もある。 ・1話徳田ザウルスリスペクト編において「ミニ四駆のローラーはタイヤと同じ〜」発言があるが 誰一人ローラーは付いていない(リスペクト元はシューティングスターにローラーがついている) ・同リスペクト編において「振動でネジが緩み〜」発言があるが 少なくともシューティングスターにネジは使用されていない(リスペクト元には使用されている)。 ・3話で登場したセイントドラゴンjrがTYPE-1シャーシになっている。 さらになぜかボディキャッチのみTYPE-3仕様という不可解さ。 ・キャノンデッドボールの略称は死球だが、キャノンボールは大砲 (Cannon) の弾 (Ball)という意味であり『球』ではない。 ・ダンシングディバインドールの略称がDDDであり、デイム・ザ・ダンシング・ドールの略称とかぶっている(まぁこれは仕方ない) ・『今作』のホライゾンの系譜は「皇さんが作成して、その後大きく手を加えられていないマシン」に限られているが タンクローや鬼堂院が手を加えたり製作したマシンが入っている。 また「ホライゾンの血統を捨てた」はずのネオバーニングサンが入っている。 ・ゴッドエンペラー、ハリケーンエンペラー、デビルエンペラー、プロトエンペラーZX、ブレイジングサンにはダッシュナンバーが振られていなかったが 武井が勝手に割り振ってしまっている。(大きく配番ルールから間違っていないのだけが救いだが・・・)。 ・7話でキャノンボールが真っ二つになり、ギヤがこぼれる描写があるが、タイプ3シャーシはあの位置で真っ二つになった場合、ギヤがこぼれることはない。 ・7話で小潮で水位が下がり〜とあるが、海面が大きく下がるのは大潮のときである。 ・9話で集合したダッシュマシンの中にプロトエンペラーがいる。 プロトエンペラーはダッシュ軍団に参加したことはない(四駆郎が借りて使ったことはある)。 ・9話で集合したダッシュマシンの中にプロトエンペラーZX、リバティエンペラー、クリムゾンGがいない。 このZX、クリムゾンは新生ダッシュ軍団に参加、リバティは四駆郎が最終決戦で使用したマシンである。 なお、クリムゾンは元をたどれば「源駆郎の残したシャーシの図面」を元に製作された源駆郎の系譜の1台である。 |